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ヒマつぶし情報

2018.02.16

【こんなのあったの!?】池島(と軍艦島)を巡るツアーいってきた

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廃墟ヲタの聖地で映画『進撃の巨人』などのロケ地にもなった、長崎県の世界遺産でもあるご存じ「軍艦島」。そんな同島とともに、知る人ぞ知る、貴重な石炭採掘施設が満載の「池島」をダブルで巡れちゃう『軍艦島周遊&池島散策ワンデイツアー』が3月より始まります! というわけで、私にとっては未知の島である「池島」への期待も膨らませつつ、お試し期間のプレツアーに参加してきました!


ツアーナビゲーターは長年、軍艦島・池島の研究をされている黒沢永紀さんと、軍艦島コンシェルジュの皆さま。軍艦島・池島いずれかだけのツアーは今までもありましたが、両島を巡ることで炭鉱文化の全貌が見えてくる、というお得なツアーは今回初!


周遊(上陸ナシ)する軍艦島だけでも結構なインパクトなんですが、ほぼ知識ナシで行った池島がすんげえ衝撃でした。
無人になった軍艦島と違ってフツウに島民の方たちが暮らしていますし、軍艦島よりだいぶあとに閉山しているので古い施設がキレイな状態で残されているんです。


し・か・も!


実際に炭鉱の中に入るツアーまで!皆さんにもぜひとも!一度見てみていただきたいっ!…ということで、感動の半分も伝わらないかとは思いつつ(泣)、写真とともに池島の魅力をご紹介いたしますーー。


要塞って感じですが、『選炭工場』です。

池島は、松島炭鉱株式会社(現・三井松島産業株式会社)が経営する炭鉱のために開発された炭鉱島でした。

島内のそこかしこにズバコーン! と立ち並ぶビル。廃墟となっているものもあれば、実際に住居として現役のものも。こちらは島内で一番高い建物、8階建てのアパート群。

なんともレトロフューチャーでイケてる!!!

本物の炭坑用電車に乗って、イザ坑内へ。こちら、実際にここで働いていた元坑員さんがガイドしてくれます。リアルな炭坑電車で坑道に入れる炭鉱は、池島だけ!

ツアーのお昼は、島内唯一の食堂「かあちゃんの店」で激ウマちゃんぽん! 独身寮で賄いを作っていたかあちゃんが切り盛りしており、親子丼とかトルコライスとか、メニュー豊富!

現存する「スナック千代」の看板。うわー!ここで飲みたいなあ……と思ったけど、建物の安全が確保できないため現在は営業不可なのだそう。残念すぎます!

もっともっとお見せしたい写真がいっぱいあるのですが、皆さまには実際にその目で見ていただきたい! ということでこのあたりで切り上げます。


ほんとに貴重なツアー、一回参加していただきたいわ~!


≪2018年3月ツアー日程≫
21日(水)、22日(木)、23日(金)
以降、9月まで定期催行決定


【お問い合わせ】
軍艦島コンシェルジュ

軍艦島コンシェルジュ

池島が気になった方は、 ぜひこちらも!

『池島全景 離島の《異空間》』

(三才ブックス)

黒沢永紀 著/2484円(税込)

記事元

こちらの記事は、ヴィレッジヴァンガード公式フリーペーパー「VVMagazine vol.43」で読む事が出来ます。

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